9月の言葉
大分集談会 じゅん 撮影地:京都府 宇治市 平等院鳳凰堂
水面に映る平等院がきれいです。
9月になりました。
8月は大雨や地震など自然災害のニュースが後を絶ちませんでした。
しかし毎回感心するのが、自衛隊や地域の方々ボランティアの皆さんの献身的な活動です。
もしかしたら、その立場にあるので仕方なしに…。とやってる方もいるかもしれません。
それでも大きな支援です。
「あの時助けてもらったから、今がある。今度は自分が…」といつか輪が広がっていくといいなと思いました。
早く復興が進みますように。
人と話すのが怖い・人の視線が気になる・ガスの元栓閉めたか気になって仕方ない…そんな病気ではない病気と闘っていませんか?
同じ悩みを持った仲間とお互いに話し合いながら心のからくりを勉強し、生きづらさから解放されましょう。
私たちは、森田療法を基本に生きづらさに寄り添うパートナーです。
なお、集談会・生活の発見会は学習の場であり、医療(の場)ではありません。治療等に関することはお答えできないことがあります。
初めてのかた、会員でなくても、事前連絡なしにご来会いただいても大丈夫です。見学だけでも大歓迎です。
コンパルホールは、大分駅から歩いて数分の立地にあります。ぜひお立ち寄りください。
会費:非営利の会ですが、会場費、コピー代、通信費に充てるため、最低限の費用負担を
お願いしています。
会員・非会員ともに 初回~3回まで400円
4回以降800円
令和8年9月20日(日)13時~大分市コンパルホール307号です。
ぜひお立ち寄りください。
第559回の大分集談会は、4名の参加でした。
健康不安・対人関係…。本当に悩みは尽きませんね。
以前なら、「こんなことで悩んでいるのは自分だけ…。どうせ誰にもわかってもらえない…。」と自分の胸の中に閉じ込めているしかなかったことが、「実は同じ思いをしている人がたくさんいた。分かってもらえる。」と思った時のうれしさは何物にも代えがたいものでした。一人でもこんな人が増えたらいいなという思いで、これからもやっていきたいと思います。
今月の学習会担当:じゅん
<私流森田の読み方 NPO法人 生活の発見会>より2例
《1例め:三重野悌次郎さん 随想 半盲の記 ―事実唯真ということ》
*実名を出すのは許可をいただいています
●「右目の観えない自分」という事実:不便ではあるが、事実に従うより仕方がない
『自然に服従 環境に柔順』
●両目とも見えていた昔と比べるのは無意味である
●観念の中の自分(過去の自分)と現実の自分を比べるのは愚かなこと
●今の自分で生きるより仕方がない(片眼が見えないままに)
●どんなに都合が悪くても、嫌でも「今」だけが事実であり自分の人生である
選者のOさんは、「言葉(頭の中の世界)で考えたことは、真ではない。一歩踏み出してみると意外と状況は開ける。今の自分で行くしかない。今の自分だけが真実(現実)だ。」と実感されたそうです。
実は、私はこのお話を大分集談会で何十年か前に聴いたことがあります。その時は、なぜこんなに当たり前のことを何度も繰り返すのか?と疑問に思いました。
しかし、こうやって少しだけ森田を学んだあとに改めて読むと、その奥深さ核心をついた内容にただ畏敬の念を覚えるばかりです。私も時々過去に戻って「あの時こうだったら…。」と言っても仕方のないことを言ってクヨクヨしたりします。でも「今」なのですね。
大分の先人が残してくれた宝の言葉を、多くの人に知ってほしいと思いました。
《2例め 感じから出発せよ》森田正馬全集5巻より
●我々は人と交際するときに、自分の直感の感じのままに好きは好き・面憎いは面憎いでそのままで交際していけばよい。
●当たらず触らず会釈笑いでもしておけばよい。
●面憎いままに、じっと心を持ちこたえていることを私は、「自分の感じのままに服従する」と称します。
●自分はあの憎らしいのが不愉快だから、彼に会うところへは行かないとか、話しかけられても対応もしないかと言えば、それはわがままであり「境遇に柔順でない」と称する。
選者のFさんは、集談会で「人を憎むのも一つの感情。憎んでも良い。憎んだままなすべきことをなせばよい。」という言葉を聞いて雷に打たれたようだった。」と書かれています。
このことは、私にとっても衝撃でした。『良い人でいなくてはならない』と思っていた私は、人を憎む自分を軽蔑し、善人になれないと嘆き、理想ばかりを追いかけていました。
『そのままで良い』ということが腑に落ちた時とても楽になりました。
大分集談会 じゅん:撮影地 大分県 べっぷ火の海祭り
♪
街のどこかに さみしがり屋がひとり
愛を失くして 何かを求めて
さまよう 似た者同士なのね
ここへおいでよ 夜は冷たく長い
黙って夜明けまで ギターを弾こうよ
*一部抜粋
遠い昔に聞いた記憶がありますが、はっきりと覚えているのは高田みづえさんが歌った分です。
いろんな失望や悔しさ、自分の無力感を感じるとき、夜の静けさがとても心地よかったことを思い出しましたので今月の歌にしました。
これから、どんどん夜の時間が長くなります。
誰かを想いながら、ゆっくり時を過ごすのもいいかもですね。
最後の『黙って夜明けまで ギターを弾こうよ』の所を『黙って夜明けまで 森田を聴こうよ~』と替え歌にして楽しんでいます。
大分集談会 じゅん :撮影地 大分県 豊後大野市 原尻の滝
静かな夜をイメージできるものを探したのですが見つからず…。
代わりに水の流れを入れてみました。”東洋のナイアガラ”と言われる雄大な滝に癒されます。
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