7月の言葉
大分集談会 Kさん:撮影地 大分県 別府市 神楽女湖(かぐらめこ)
7月になりました。
例年より早い梅雨明けに、まだ体が追い付いていきません。大分県別府市にある神楽女湖は、菖蒲がとても綺麗なところで有名です。ああ夏が来たんだなと思わせてくれる花です。
一年も半分終わりました。公私ともに忙しい日々が続きますが、一つ一つ丁寧にクリアしていけたらいいなと思っています。
人と話すのが怖い・人の視線が気になる・ガスの元栓閉めたか気になって仕方ない…そんな病気ではない病気と闘っていませんか?
同じ悩みを持った仲間とお互いに話し合いながら心のからくりを勉強し、生きづらさから解放されましょう。
私たちは、森田療法を基本に生きづらさに寄り添うパートナーです。
なお、集談会・生活の発見会は学習の場であり、医療(の場)ではありません。治療等に関することはお答えできないことがあります。
初めてのかた、会員でなくても、事前連絡なしにご来会いただいても大丈夫です。見学だけでも大歓迎です。
コンパルホールは、大分駅から歩いて数分の立地にあります。ぜひお立ち寄りください。
会費:非営利の会ですが、会場費、コピー代、通信費に充てるため、最低限の費用負担を
お願いしています。
会員・非会員ともに 初回~3回まで400円
4回以降800円
令和7年7月20日(日)13時~大分市コンパルホール307号です。
ぜひお立ち寄りください。
第545回 R7年6月の大分集談会の参加者は9名でした。
先月に続き多くの参加者があり、お話をたくさん聞けることができました。
今月は、ミニ発表・学習会・ミニ学習会と盛りだくさんでした。すべてを載せることはできませんが、要点だけ記載します。
ミニ発表:Aさん
発見会歴25年のAさん
・今日も命があって、自由に動ける健康がある。
・15歳から疾病恐怖で25年悩んだ。その後大分集談会に参加。それから25~26年経つ。
・15年前に胸の痛みがあり、心臓疾患を指摘され手術した。特に今は薬も飲まず何もしていない。
・人のために尽くすことが第一と思っている。
・小林正観『ありがとうの神様』
<みんなからの頼まれごとをしていればいい。そしてたくさんの人にこき使われながら死んでいく。ただそれだけです。>
*お気に入りの言葉だそうです。
学習会:Hさん
三重野悌次郎さん 森田理論と言う人間学より
森田学習の3段階―生涯学習の視点
小学:『苦しいままに働く。』自分のなすべきことができるようになれば小学校卒業程度
中学:『苦しいことは嫌である。』そのままの事実を認識すること。苦しい、嫌な事実をごまかさず、理屈によって事実を捻じ曲げない。=「自然服従」自分の善い悪いを過不足なく自覚すること。「人のために尽くすこと。
大学:「事実唯真」「思想の矛盾」を体得し、言葉による理屈を離れ、純なる心のままに、生の欲望に乗りきって生きる。
小学生・中学生まではどうにか行けるが、大学生までは、道のりが長い。生涯学習として、今後も森田療法の学習を続けていくことが大事。
*かつて、大分集談会が月に2回あったころ、3時間半かけて電車を乗り継ぎ大分市に来られました。熱心に講義してくださった三重野さんが偲ばれます。
ミニ学習会:じゅん
強迫神経症の指導者Mさんの講話を紹介。
・神経症は他社の期待に応えることを生きる
・はからえどもとらわれず
・強迫症状が出ているのは、自分の不快感で分かる。その不快の感覚があなたを救っていく。
…など。
*かつて、大分集談会主催の一泊学習会に2度参加していただいたMさんのお話を、懐かしく聞かせていただきました。
大分集談会 じゅん: 撮影地 沖縄県 石垣島
♪~
雨上がりの 空を見ていた 通り過ぎてゆく人の中で
哀しみは 絶えないから 小さな幸せに気付かないんだろ
いちばん大切なことは 特別なことではなく
ありふれた日々の中で君を
今の気持ちのままで見つめていること
忘れないでどんな時も きっとそばにいるから
*一部抜粋
今年の梅雨明けは早く、太陽がギラギラしています。雨のシャワーが大好きなアジサイが「ウーッ!まぶしい。もっと梅雨が長かったらなぁ。」なんて思ってるんじゃないかと勝手に想像しています。
今月の、雨上がりと大きく揺れた自分の気持ちにぴったりの歌は…と思っていたら、和佳奈さんが歌っているこの歌が飛び込んできました。透き通るような声に本当に癒されました。
また、大分集談会の方に写真の提供をお願いしたら、何枚か集まりましたので、使わせていただきました。 これも私の『小さな幸せ』です。みんなで作るHPにしたいなと思っています。
大分集談会 Tさん 撮影地:大分県
会場への直接のお問い合わせは、ご遠慮願います