5月の言葉
大分集談会 じゅん:撮影地 大分県 別府市 内成の棚田
5月になりました。所々で田植えの準備が始まっています。今年はお米が高くて、主婦としては頭が痛いです。内成のお米はとてもおいしいんです。棚田のコメって、どこもおいしんでしょうか?
世界でいろんなことがあるのに、春になればいろいろな花が咲き、初夏になれば田植えの準備が始まる…。何気ない風景が、とても貴重に見えてくるこの頃です。
さわやかな風が吹く、短い時間を楽しみたいと思います。
人と話すのが怖い・人の視線が気になる・ガスの元栓閉めたか気になって仕方ない…そんな病気ではない病気と闘っていませんか?
同じ悩みを持った仲間とお互いに話し合いながら心のからくりを勉強し、生きづらさから解放されましょう。
私たちは、森田療法を基本に生きづらさに寄り添うパートナーです。
なお、集談会・生活の発見会は学習の場であり、医療(の場)ではありません。治療等に関することはお答えできないことがあります。
初めてのかた、会員でなくても、事前連絡なしにご来会いただいても大丈夫です。見学だけでも大歓迎です。
コンパルホールは、大分駅から歩いて数分の立地にあります。ぜひお立ち寄りください。
会費:非営利の会ですが、会場費、コピー代、通信費に充てるため、最低限の費用負担を
お願いしています。
会員・非会員ともに 初回~3回まで400円
4回以降800円
令和7年5月18日(日)13時~大分市コンパルホール307号です。
ぜひお立ち寄りください。
4月の大分集談会の参加者は、5名でした。人数が少ない分ゆっくり話すことができました。
本日の学習担当はじゅんです。『生の欲望と死の恐怖』についてお話をしました。
●最も根本的な恐怖は、死の恐怖。それは生きたいという欲望。よりよく生きたい。人に軽蔑されたくない。偉い人になりたい、等の向上欲がある。
●あれもこれも絶えず欲張るがゆえに、心がいつもハラハラしている。
●欲望に際限がない。
●欲望はあきらめることができない。
●神経質者は生の欲望にかじりついている。
●「倒れてもただでは起きぬ」「死んでもただでは死なない」
●死にたくないのは生きたいからである。
●赤面・不眠は生きることの欲望の反面。
●生を全うする。
●生の欲望・地力の発揮:心機一転
●心の葛藤があれば、工夫が生まれる。
●生の欲望と死の恐怖は、相対的な言葉。裏表。
●恐怖そのものになりきること。恐怖すまいという努力はいらない。
等
森田先生の言葉一つ一つが、納得です。「そうか、欲張りだったんだ。それでこんなに苦しむんだ。」と分かりました。
参加メンバーの中からも、「自分に当てはまる。」と言った感想もありました。
大分集談会 じゅん: 撮影地 大分県 別府市 別府公園
人みな花に 酔う時も 残雪恋し 山に入り
涙を流す 山男 雪解(ゆきげ)の水に 春を知る
ミヤマキリシマ 咲き誇り 山紅に 大船(たいせん)の
峰を仰ぎて 山男 花の情けを 知るものぞ
大分集談会 じゅん 撮影地:大分県 竹田市 くじゅう連山
大分集談会 じゅん 撮影地:大分県 別府市 小坂
巷では桜が終わり、つつじが咲き乱れています。ミヤマキリシマは、つつじによく似た花で、鮮やかなピンク色です。高山に咲く花なので、平地では見ることができません。
そんなミヤマキリシマを愛する朴訥な山男を想像すると、なぜかほっこりします。
この歌は、かつてNHKの『みんなのうた』で流れました。ずいぶん前の歌なので、大分でも知らない人が多いのですが、大好きな歌の一つです。
何としても、ミヤマキリシマの写真を…。と思ったのですが、見つけられませんでした。
上の写真の真ん中が、歌に出てくる大船山です。下の写真は、ミヤマキリシマではありませんが、鮮やかなピンク色の花をイメージして載せてみました。
私も、野山の花のように自然と共存したいなと思う今日この頃です。
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