11月の言葉

       大分集談会 じゅん 撮影地:大分県 大分スポーツ公園
          リレー・フォー・ライフ・ジャパン 2025大分

10月25日にリレー・フォー・ライフ・ジャパン大分に行きました。
がん征圧、患者支援、のチャリティーイベントです。
がんを患っている方と神経症の方とは、元となるのは違うかもしれませんが生き辛さを抱えているところは、同じで共感できます。「今を生きることが大変」という言葉が響きました。
紙灯篭には、一つ一つ祈りと願いが込められています。
・「喜びに満ちた心は治療薬としてよく効く」
・がんとともに素晴らしい人生を
・がんになって常に『ありがとう、感謝』を持ち続けたい
など
がん当事者・家族・支援者が一緒になって語り合う姿は、集談会に似ています。
来年も来たいなと思いました。

大分集談会は毎月第3日曜日に開催しています。                         13時~17時までコンパルホールで同じ思いの仲間と話してみませんか?

人と話すのが怖い・人の視線が気になる・ガスの元栓閉めたか気になって仕方ない…そんな病気ではない病気と闘っていませんか?
同じ悩みを持った仲間とお互いに話し合いながら心のからくりを勉強し、生きづらさから解放されましょう。
私たちは、森田療法を基本に生きづらさに寄り添うパートナーです。
なお、集談会・生活の発見会は学習の場であり、医療(の場)ではありません。治療等に関することはお答えできないことがあります。

初めてのかた、会員でなくても、事前連絡なしにご来会いただいても大丈夫です。見学だけでも大歓迎です。

コンパルホールは、大分駅から歩いて数分の立地にあります。ぜひお立ち寄りください。

会費:非営利の会ですが、会場費、コピー代、通信費に充てるため、最低限の費用負担を
お願いしています。
   会員・非会員ともに 初回~3回まで400円
             4回以降800円

今月の集談会



令和7年11月16日(日)13時~大分市コンパルホール307号です。
ぜひお立ち寄りください。

<大分集談会ってどんなところ?  -先月の様子から->

第549回大分集談会は、派遣講師のMさんを入れて9名といつもより多めの人数で開催されました。
初めて参加の方や先月に引き続き2度目の方もおられ、いろいろなお話が聞けました。ベテラン会員や参加回数の少ない方ともに、その人の背景や悩んでいることはそれぞれですが、根底にある神経症の悩みはとても共感できました。今後も一緒に学んでいけたらと思いました。

講師による講義
<私流森田の読み方(60回)>*以前の発見誌の記事より
●心の事実をありのままに認める『自覚と悟りへの道』より引用
1)私はそれがいいか、悪いかを問題にしているのではありません。ただ心の事実を言っているのです。自分の心の事実をありのままに認め、ありのままに白状するだけです。
2)私どもは、なにも無理に善人になろうとしなくても良いのです。努力するのも、ズボラをするのもそれ相応の応報を受ける覚悟でおりさえすればよいのです。
3)ズボラでありながら、成功したいなど虫のよい考えやごまかしがなくなれば、その人は勇者であり、善人であると言えるのです。
【選とことば】
●心の事実を認める=「事実唯真」
じぶんのあるがまま、自分であるより仕方ないという覚悟が決まった
お勧めの一冊!

<書痙の人の”結果を現実視する”とは?>
●例えば書痙の人が字を書いたら、『書いた』と言う結果はあるが、読めない・震えにより紙が破れた等あれば、それは結果を出したと言えるのか?周りはそんな結果を認めないのではないか?
【講師のことば】
⇒すべては「もし~なら…」という、事実ではないことを言っている。事実ではないことをいくら言っても仕方ない。自分の経験では、書痙で手が震えたからといって、文書が認められなかったということは一度もない。

<10月号の巻頭言より>
●きれいなところばかりではなく、どろどろとした嫌な感情がある。発見会では、「そのままでよい」と言われた。
⇒良い・悪いではない。事実だから受け止める以外にない。仕方ない。
●発見会では背伸びしたり、立派に見せようとしなくてもいいと言われた。
⇒いいと言われても、自分を立派に見せようとしたくなる。これが感情の事実。感情は自然現象。感情は操作しようとしないことが大事。
●肩の力が抜けて他人を赦せるようになった。
⇒一時的な感情である。感情は自然現象。自然に流れ変化する。
        * ⇒は、講師の言葉

10代の頃から森田を学んで現在もなお精力的に学習活動に邁進されている講師の言葉には、力強いものが在りました。時に厳しいお言葉もありましたが、森田先生が言われた言葉を、深く深く考えることができた時間でした。
ありがとうございました。
    (じゅんの感想)

      大分集談会 じゅん: 撮影地 京都府 金閣寺           

私の好きな歌  芽生え  by 麻丘めぐみ


もしもあの日あなたに 逢わなければ この私はどんな 女の子になっていたでしょう
白いバラのにおいも 鳥の声も
まだ気づくことなく ひっそり暮らしていたでしょう
誰か人に心を 盗み取られ… 神の裁きを 受けたでしょう
今も思い出すたび 恐くなるわ もうあなたのそばを 離れないわ…    (一部抜粋)

私が小学生の時に聞いていた歌です。
愛らしい笑顔と何よりも歌詞が好きでした。今は「あなた」のところをこっそり「森田」に変えて聞いています。
同じ大分県生まれだけど、ずいぶん外見は違うな…。などと、どうにもならないないことを考えて一人落ち込んでいたのを思い出します。

(ピエール、ドゥ、ロンサール)
大分集談会 じゅん 撮影地: 熊本県 阿蘇市(はな阿蘇美)

開催会場 : 大分市コンパルホール 大分市府内町1丁目5-38

会場への直接のお問い合わせは、ご遠慮願います

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